弘前市上白銀@『スタバ弘前公園前店』100年前からのスタバ!?

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今回は、2015年(平成27年)から弘前市のスタバ1号店として営業している
「スターバックスコーヒー 弘前公園前店」

スターバックスが、地域文化に根差した店づくりとして歴史ある文化財を利用した店舗。

全国には神戸北野異人館店に続いて、2店舗目となります。店舗の目の前にある弘前公園には弘前城があり、弘前の歴史や文化を感じる素敵なスポット。 

そんな弘前の歴史とスタバがコラボした
レトロでおしゃれな一風変わったスタバを紹介します。

目次

まずは店舗外観

木造モルタル、梁が見えるハーフティンバー風平屋で、窓や屋根もおしゃれな和洋折衷のレトロなデザインが特徴的。元々は陸軍師団長の官舎として1917年に建設された建物だそうです。

玄関部には神社などに見られる切妻破風と呼ばれる三角屋根を採用。日本の建築様式を取り入れた洋館となっております。

周辺立地はこんな感じ

弘前市役所敷地内の歴史的建造物

お店の立地は弘前市役所の敷地内で、弘前公園の外堀沿いにあります。
上の写真の左手に見えるのが弘前市役所、右手には弘前公園外堀です。こちらをさらに前進した先に今回のスタバがあります。

向かいは国内有数の桜の名所「弘前公園」

先ほどの別角度からの写真になります。こちらの写真は桜の開花時期に撮影したものですが、右側の建物がスタバ、左側が弘前市役所です。こうやってみるとこの写真の中にスタバがあるなんて思えませんよね?

駐車場は市役所の駐車場を利用。さくら祭り期間中は利用できない場合も

車で来店する場合は、裏手にある弘前市役所の立体駐車場が直近となります。1時間まで無料でその後30分ごとに100円。

ただしこちらの駐車場、さくら祭り期間中は観光客により大混雑するので市役所利用者限定していたり、利用できても1時間ごとではなく1回1,000円とかなり割高になります。

なお期間中は、ここだけではなく弘前公園周辺の駐車場はほとんどが1回500〜1,000円と割高になりますので注意が必要です。

弘前駅からアクセスする方は100円バスがオススメ

弘前駅から100円バスが約10分間隔で運行しているので、土手町循環バスを利用し「市役所前弘前公園入口」で降りるとスタバの目の前になりますのでオススメです。

都会の方には馴染みのない100円バス。小さい頃から何気なく使っていましたが、路線内のどこで降りても100円のバスが10分置きに来るなんて、冷静に考えるとこんなコスパ良いことないですよね?

弘前市内の100円バスのルート・時刻表は以下をクリック
弘南バス ルート・時刻表

文化財×スタバで和と洋の融合

「登録有形文化財」旧第八師団長官舎

大正6年(1917年)に第八師団長官舎として建設された建物です。その後1951年には市の所有物となり、市長公舎として利用され、2003年に国の登録有形文化財として登録されました。

第八師団といえば、明治35年の八甲田雪中行軍遭難事件の訓練を行なった当時の軍隊師団。映画にもなっています
(映画『八甲田山』公開・昭和52年、原作・新田次郎『八甲田山死の彷徨』)

店内には建物の変遷の写真が展示されています。大正から令和にかけて100年以上この場所に存在し続けた歴史の重みが感じられます。

伝統工芸でアレンジされた店内

フロントとして使用しているこの場所は、もともと会議室だったようです。大きな窓から日差しが差し込む開放的な空間。ところどころ内装や照明に青森産ブナを使用するなど、意匠を活かしつつ、地域の素材や伝統工芸でアレンジしたデザインが取り入れられています。

津軽の伝統工芸品である津軽こぎん刺しを使ったソファも、洋風の店内に妙にマッチしています。

洋テイストの空間で日本庭園を眺めるくつろぎの空間

こちらはもともとは和室だったスペース。

フローリングへと変貌しテーブルと椅子を設置し、日本庭園を眺めながらくつろげる空間となっています。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と四季を感じながらゆったりとくつろげる空間となっています。

限定商品も販売中

スターバックスコーヒージャパンでは
地元の産業、素材を取りれた商品開発を行いその地域の店舗のみで販売する

「JIMOTO made Series」

というプロジェクトがあります。

「地域社会や環境保護に積極的に貢献する」という企業理念をもとにその土地、その土地の産業、その土地にいる人のことを大切にしたいという思いから生まれました。

青森県津軽地方のスタバでは津軽びいどろグラスという限定グッズが販売されています。

津軽びいどろグラス

びいどろとは江戸時代にルーツがある和グラスの総称で、
その中でも津軽びいどろは漁業で使用されていたガラス製の浮球を造る技術を生かした工芸品。

津軽びいどろグラスは津軽地方の雪を思わせる「白」や新緑の「緑」、さくらを表現した「ピンク」などで津軽地方の色彩を表現したグラスになっているので、お土産としてぜひ購入していただき津軽を感じながらコーヒーを楽しんでもらえたら嬉しいです。

まとめ

伝統と革新が共存する登録有形文化財をリノベした「スターバックス弘前公園前店」

日本有数の桜の名所である弘前城公園の目の前において
建物そのものの意匠を大切にし、地域の素材や伝統工芸をアレンジしながらデザインに取り入れることで、建物と弘前の歴史に敬意を払いながらスターバックスのコーヒーネスを表現している一店です。 

ふらっと立ち寄ってゆったりするも良し、観光スポットの1つにするも良しの外せない場所であると思います。 

ぜひ一度立ち寄ってみてください!

店舗情報

店  名
スターバックス弘前公園前店
住  所
〒036-8207 青森県弘前市上白銀町1−1
電  話
0172-39-4051
定休日
不定休
営業時間
07:00~21:00
モバイル決済
PayPay LINE Pay d払い R Pay auPay
ネット環境
STARBUCKS  docomo  Softbank  Wi2 300

駐車場情報

弘前市役所立体駐車場
入退出可能時間7:00~21:30
駐車場料金【日中】
7:00~22:00
最初の1時間は無料
それ以降は駐車時間30分毎に100円

【夜間】
22:00~7:00
夜間550円

※市役所利用者は1時間を超えても無料となります。
※さくら祭り期間中市役所利用者以外は基本利用不可
利用可能時は1回1,000円程度

アクセス

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この記事を書いた人

青森市生まれ、弘前育ちの30代パパ。青森県活性化を応援するための地域密着型ブログを立ち上げる。青森県の魅力が伝わる有益な情報を発信中。

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